前回は弱虫ペダルの魅力についてお伝えしましたが、(こちらの記事でご紹介しています→弱虫ペダルを語りたい!~その1. 弱虫ペダルの魅力とは?)今回は内容を少し深掘り!愛してやまない、登場人物の魅力についてご紹介したいと思います。弱虫ペダルの物語をより面白く、より濃いものにしている個性豊かな登場人物たち。その魅力を知れば、弱虫ペダルが100倍楽しめること間違いありません!
ロードレースはチーム戦
ロードレースはチームスポーツです。
各選手にはそれぞれの脚質に合った役割があり、仲間と協力しながらゴールを狙います。役割には名前が付いていて、弱虫ペダルで頻繁に出てくる名称は次の3つ。
スプリンター
平坦な道を得意とする選手のこと。ゴール前の数百メートルで繰り広げられる「スプリント」はスプリンターの花道!息をのむようなコーナリングと全開のスピードに目が離せない。
クライマー
峠の坂を登るのを得意とする選手のこと。長いコース上でいくつも登場する山岳ステージがクライマーの見せ場。急な傾斜も颯爽と登っていく姿はお見事!
オールラウンダー
平地も山も平均値以上に優れた選手のこと。どちらも走れる貴重な存在であり、各チームのオールラウンダーからエース(ゴールを狙う者)とエースアシスト(ゴール前までエースをアシストする者)が出されることが多い。
登場人物を紹介『総北高校自転車競技部』
画像参照元:TVアニメ『弱虫ペダル GLORY LINE』 公式サイト
小野田坂道
愛車:BMC
主人公。アニメ大好きなオタク気質。中学生の頃から、毎週ママチャリで秋葉原に通っていた。(距離往復90キロ!!)自宅の前には激坂があるという環境で、自転車に必要な脚力が自然と鍛えられることに。
自転車競技部に入ると今泉、鳴子という圧倒的な速さの同級生2人に影響されどんどん自転車にのめり込んでいく。やがてクライマーとしての才能を開花させ、1年目のIHで大活躍!
「ケイデンスクライム」と呼ばれる高速回転が坂道の武器。ケイデンス(車輪の回転数)は、通常の選手なら1分間に70回~90回が平均だが、その倍の180回を回すことができる。
「役割を与えればあいつは強くなる」と言われているとおり、与えられたオーダー(役割)を何としてでも守り切る実直さ、最後まで絶対に諦めない精神力のふたつが坂道をより強くしている。
画像参照元:TVアニメ『弱虫ペダル GLORY LINE』 公式サイト
今泉俊輔
愛車:SCOTT(スコット)
坂道と同学年。坂道を自転車競技部に導いた人物。中学の頃からあちこちのレースで名を馳せてきた有名選手だったが、御堂筋に大差で敗北した経験からリベンジを誓い総北高校自転車競技部へ。持前の緻密に計算されたライディングで1年目にしてIHの舞台へ。IHではオールラウンダーとしてエースアシストを任される。
常に冷静で落ち着いた態度であり、鳴子からは「スカシ」と呼ばれている。終始スカシた態度の今泉だったが、まっすぐ一直線な坂道の影響で徐々に変化が。エリートゆえに一度の敗北で味わう挫折も大きかった今泉も、仲間や先輩たちに支えられ大きく成長する。スカシていた今泉が、「チームで支えあう」総北スピリッツを受け継ぎ、アツく変化していく。
画像参照元:TVアニメ『弱虫ペダル GLORY LINE』 公式サイト
鳴子章吉
愛車:PINARELLO(ピナレロ)
坂道と同学年。元「浪速のスピードマン」の異名を持つ、派手好きなスプリンター。大阪から千葉へ引越してきたことを機に、総北高校へ入学。「目立ってナンボ」の目立ちたがり屋、ヘアスタイルは赤、愛車も真っ赤なピナレロ。坂道、今泉と並ぶ主要キャラのひとり。「スカシ」「グラサン主将」「パーマ先輩」などあだ名付けの名人。「必殺デーハーどやどやクライム」「ツマサキすすむ君」など自身の技にも名前を付けるユーモア溢れる人物。ムードメーカー。
IH後に関西で御堂筋との勝負に敗れ、スプリントを封印することに。オールラウンダーへ転向した鳴子だが、IHで御堂筋へのリベンジを誓う。
情に厚く、レース中にペースが落ちた御堂筋へ声をかける場面も。「ワイは鳴子章吉!!自転車と友達をこよなく愛する男や!!」初対面の自己紹介そのままの、アツい男参上!
画像参照元:TVアニメ『弱虫ペダル GLORY LINE』 公式サイト
巻島裕介
愛車:TIME(タイム)
坂道の2年先輩。総北高校のエースクライマーであり、坂道の憧れの存在となる。玉虫色の長い髪を振りながら、細長い手足で、自転車を左右に大きく傾けながら登る特徴的なクライム。「ピークスパイダー(頂上の蜘蛛男)」の異名。「~ショ」の口調が特徴的。同じクライマーとして早くから坂道の才能に気がつき、背中を押す存在に。IH終了後にはイギリスへ留学してしまうが、巻島の言葉や走りは常に坂道と共にある。坂道が「世界一速くてカッコイイ クライマー」と尊敬してやまない人物。
画像参照元:TVアニメ『弱虫ペダル GLORY LINE』 公式サイト
金城真護
愛車:TREK(トレック)
坂道の2年先輩。坂道が入部した際、キャプテンを務めていたのが金城。高校生らしからぬルックス、硬派でアツイ頼りになるキャプテン。どんな状況でも最後まで諦めることのない強い精神力をもち、しつこく喰らいつく姿から『石道の蛇』との異名をもつ。IHでは「このジャージは6枚揃って完成形だ」とメンバーを鼓舞し、後輩へ総北スピリッツを繋いでいく。皆が認めるエースとしての実力はもちろん、後輩たちへの道しるべを作ったザ・キャプテン。
画像参照元:TVアニメ『弱虫ペダル GLORY LINE』 公式サイト
田所 迅
愛車:SPECIALIZED(スペシャライズド)
がっしりとした大きな体で迫力ある走りを見せる。『暴走の肉弾頭』の異名。先頭でチームを引っ張る「肉弾列車」は総北名物と言われている。ガサツなようで、面倒見がよく後輩想いの一面も。スプリンター同士、鳴子とは常に競い合っているが、本心ではお互いの実力を認めている。思うように結果が出ずに苦しんだ時もあったが、諦めず努力を重ね、金城、巻島と共に総北を支える存在に。
画像参照元:TVアニメ『弱虫ペダル GLORY LINE』 公式サイト
手嶋 純太
愛車:cannondale(キャノンデール)
坂道の1年先輩。パーマヘアが特徴的で、鳴子からは「パーマ先輩」と呼ばれている。頭のキレる策士的な一面も。才能もセンスもない自分が勝つには努力しかない、とひたすら練習に励む。「あの人が努力してないところを見たことがない」手嶋の姿は総北メンバーの心を動かすことになる。金城の後を継ぎ、次世代総北のキャプテンに就任。2年目のIHでは、メンバーに伝えた「キセキを信じるチーム」を見事体現する。
画像参照元:TVアニメ『弱虫ペダル GLORY LINE』 公式サイト
青柳 一
愛車:corratec(コラテック)
坂道の1年先輩。無口でほとんど喋ることがないため、たまに長く話すと「青柳さんが長く喋った…」と皆が驚くほど。鳴子からは「無口先輩」と呼ばれている。手嶋とは入部からずっと仲が良く、「チーム2人」としてお互いをサポートしてきた。2年目のIHではスプリンターとして活躍を見せ、後輩想いの一面も。地味で無口、しかし着実に自分の仕事をこなす姿は観客からも「男が一番痺れるタイプ」と絶賛。
画像参照元:TVアニメ『弱虫ペダル GLORY LINE』 公式サイト
鏑木 一差
愛車: FELT (フェルト)
坂道の1年後輩。中学生時代は社会人チームで腕を磨いてきた実力者。良くも悪くも真っ直ぐだけど憎めない、思ったことをすぐ口にするタイプ。今泉と鳴子からは「イキって飛び出したくせに負けた」と、「イキリ」というあだ名をつけられる。1年生で唯一のIHメンバーに選ばれる。一流のスプリンターだが、本人だけは自分は何でもできるオールラウンダーだと思っている。自分を見守ってくれていた神様が青柳だったと知り、青柳を尊敬している。
画像参照元:TVアニメ『弱虫ペダル GLORY LINE』 公式サイト
段竹 竜包
愛車:SPECIALIZED(スペシャライズド)
坂道の1年後輩。中学時代から鏑木と同じ社会人チームに所属しており、入学当日に2人で自転車競技部へ入部届を出す。緊張に弱いが、その枷が外れると本来の強さを発揮する。天才肌の鏑木と走ることで「自分は凡人だ」と思っていた段竹だが、坂道の采配で峰が山のレースにエースとして出場することに。これまでは鏑木のサポート役だった段竹だが、このレースで本来のポテンシャルを発揮、次世代エースの力を見せる。
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弱虫ペダル人気を支えるキャラクターと自転車の魅力
坂道が成長していくと共に、総北高校の仲間たちもどんどん進化していきます。ひとつのことに打ち込む姿は素晴らしい!
弱虫ペダルはライバル校のキャラも濃い!憎たらしいヤツもいれば、めちゃくちゃカッコイイ人も……そして、みんな懸命にペダルを回しています。気がついたら推しだらけ、そんな漫画です。
おまけに、登場する自転車も多彩なラインナップ!!キャラクターに合った自転車の選定が素晴らしいと思いました。自転車のイメージとキャラクターがピッタリ!今では自転車ショップで見かけるたびに、「これは○○が乗っていたやつ!」などと、ひとりで盛り上がっています(笑)
弱虫ペダルを読めば自転車に乗りたくなるし、自転車好きなら弱虫ペダルにきっとハマる!スポ根としても楽しめますが、自転車の魅力を上手に引き出している漫画です。
他校のキャラクターや自転車についても、また別記事でご紹介できればと思っております。大好きな弱虫ペダルを語れて幸せです! お付き合いいただきありがとうございました♪