ワーママがつらいのはなぜ?見えない「罪悪感」と「固定観念」に押しつぶされる

仕事
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ワーママはなぜ辛いのか?前編では世界から見ても日本のワーママは忙しすぎること、「名もなき家事」の実態がワーママをさらに追いつめているという内容をお伝えしました。(こちらからご確認いただけます!→ ワーママが辛いのはなぜ?【前編】共働きのハードスケジュールと「名もなき家事」に疲れ果てる日々

しかしワーママが辛いと感じる原因はこれだけではありません。キーワードは「罪悪感」「固定観念」。早速、考えていきたいと思います。

ワーママが感じる罪悪感とは?

 

 

アメリカでは一般的に出産前と出産後、合わせて12週間しか休暇が取れないそうです。

出産直前まで働けたとしても、出産して3ヶ月後には復職しなければならない、ということになります。

出産後1年(保育園入園の結果によってはさらに延長も)育休が取れる日本の企業と比べると、恐ろしく短い休暇ですよね。

そのため、出産後も仕事を続ける女性には当たり前のように「ベビーシッター」という選択肢があり、そこに抵抗はないそうです。

日本の場合はどうでしょうか?

「他人を家にいれるのはちょっと・・・」「こんなに小さいうちに預けるのは・・・」という意識の方が多いのではないでしょうか。

実際、日本ではベビーシッター利用がほとんど進んでいない、と育児雑誌でも取り上げていました。高額、というのも理由のひとつですが、「生後3ヶ月、4ヶ月の子どもを預けて働く」ことへの罪悪感もあるのではないかと思います。

また、ノルウェーは冷凍ピザの消費が世界一、1人当たり1年に5㎏~10㎏のピザを消費しているそうです。

その理由のひとつとして、ノルウェーに共働きの家庭が多いことがあげられています。共働きの家庭の食卓には冷凍ピザが連日並ぶこともあるのだとか。

日本に置き換えるとどうでしょうか?

連日、冷凍食品やお惣菜となると「ごめんね。明日はちゃんと作るから」「時間がなくて用意できなくて。ごめんね」とママたちは罪悪感をもってしまうのではないでしょうか?

「ごめんね」と言ってしまうのではないでしょうか。

ダブルの罪悪感に追いつめられる

 

「小さい子どもを預けて働くことへの罪悪感」はベビーシッターだけでなく、保育園でも同様です。

保育園に子どもを預けるママたちならその「罪悪感」を感じたことのある人も多いと思います。

特に子どもが「ママと一緒にいたい」と泣いたりすればなおさらです。一緒にいる時間がとれなくてごめんね、夕飯作ってあげられなくてごめんね。

子どもに罪悪感を持つ一方で、職場に対して罪悪感を持つ場面も多々出てきます。

仕事が忙しいのに、子どもの急な体調不良でお休みをしなければならない。あと少しで仕事が終わるのに、子どもが発熱で呼び出しがあって早退しなくてはならない。兄弟の時間差インフルエンザで長期間出社できない。

思い返すとキリがありません。私も、いつも誰かに謝っているような毎日でした。長男の保育園時代、ママ友が話していたことです。

「仕事を続けたい一心で頑張ってきたけど、復職してから謝ってばかり。子どもの風邪が悪化すれば『気づけなくてごめんね』、保育園でも『呼び出しがきて、すぐにお迎えに来れずごめんなさい』会社へ行けば『急な休みでご迷惑かけて申し訳ありません』、仕事が休めないから親を頼って、子どもを見ていてもらうのも『毎度ごめんね』、なんか最近ごめんね、しか言ってない」

今でも忘れられないその言葉が、ワーママの辛さを凝縮しているような気がします。

未だに日本に残る古い固定観念

 

どんなに女性のキャリア支援を掲げても、「イクメン」「家事ダン」という言葉ができようとも、やはり日本の古い固定観念は色々なところで根強く残っている、と感じます。

かつての「男は外で働き、女は家を守る」時代に理想とされていた母親像が未だに残っている。

だから、家のことをしっかりやるお母さん、文句を言わずに引き受けるお母さんが「良いお母さん」「良い奥さん」だと思われる。

世のワーママは仕事をしながら「奥さん」「お母さん」としての役割を全うしようと必死に頑張っています。そして、出来ないことに対して罪悪感を抱いてしまう。

世の中が新しい家族の形に理解を示しているように見えても、実は影で必死に踏ん張っているママたちがいます。

1歳未満の子どもを保育園に入れることに対して「こんなに小さいうちから、かわいそうに」と言われることがまだあります。保育園に行く子どもはかわいそう。学童に行く子どもはかわいそう。鍵っ子はかわいそう。ワーママの周りにはそんな声が溢れています。

言っている本人たちに悪気はない、でも、そんな言葉に傷つく人がいるのも事実です。

ワーママを救えるのは?

 

「ダイバーシティ」という言葉をご存知でしょうか?

直訳すると「多様性」という意味で、企業では女性の雇用のために「多様な働き方を推奨していこう」といった意味で使われることが多いです。

しかし、女性はずっと会社にいるわけではありません。ひとたび会社を出ればママとして保育園へお迎えに行き、育児と家事が山ほど待つ家へ帰り、今度はママとして働きます。

会社以外にも、コミュニティを持ち、たくさんの人たちと係わりながら生きています。保育園の先生、ママ友、子ども、夫、自分の親、義理の親。

自分を取り巻く周囲の人々からの理解がなければ、いくら多様性が掲げられる現代であろうと、ワーママは孤立します。

そして、理解が得られない一番の理由は「実態が分からないから」だと思います。

ワーママがどれだけ大変か、知ってほしい。どんな気持ちで働いて、どんな気持ちで子育てをしているか知ってほしい。

今回、そういった実態が世間に認知されるきっかけができた、という意味でもニューヨークタイムズのワーママ密着取材はとても意義のあるものだと思いました。

 

自分の選んだ道に自信を持って

 

専業主婦、ワーママ。どちらを選んだから良い、ということはありません。

大切なのは自分や家族が納得できることだと思います。古くさい固定観念を押し付けてくる人もいるでしょう、傷つくことを言われることもあるでしょう。

でも、そんなことは気にしなくてOK。

大事なのは自分がどうしたいか、です。自分で選んだ道を自信を持って進めばいいと思います。子育てしながら仕事をするというのは簡単なことではありません。体力もメンタルも必要です。

「やって当たり前」「両立できて当然」

という風潮の中にいると、どこまでやっても自分を認めることができず辛くなることもあります。

でも、その「当たり前」のことは、あなたが今必死に頑張ってるから成り立っていることです。

家族のために使ってきた時間を、少し自分のために分けてあげませんか?

時代は令和です。

人々が快適に生活できる環境はどんどん進歩しています。家事だって同じ。もうママ一人が頑張る時代ではありません。

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私はこれからも働くママを応援し続けます。

ママの働き方をママたちと一緒に考えていきたいと思います。

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