ワーママのスケジュールは超忙しい!つらい,疲れた,辞めたい本音はコレ

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保育園の激戦事情が度々ニュースになる現代、もちろんワーキングマザー(ワーママ)も増えています。ネットで「ワーママ」と検索すると、「ワーママ つらい」「ワーママ 疲れた」などネガティブな言葉もチラホラ・・・望んで復職したはずなのに、ワーママが「辛い」と感じるのはなぜでしょうか?その原因を探っていきたいと思います。

世界も驚愕!忙しすぎる日本のワーママ事情

 

先日、日本テレビ『スッキリ』でワーママの特集をやっていました。

受験やママ友LINE、主婦の内職など…『スッキリ』はよく興味深い話題を取り上げている!と感心してしまう私は、実に良き視聴者のひとりです(笑)

今回の特集は、『ニューヨークタイムズ』が日本のワーママに密着取材した記事が世界で反響を呼んでいる、ということを受けての内容でした。

ニューヨークタイムズでは密着したワーママの1日を紹介しつつ、「日本のワーキングマザーはやることが多過ぎる」「彼女は勤務時間外にこんなに働いている」といったような切り口で紹介をしていました。

ちなみに旦那さんは帰宅が23時過ぎ。平日は育児や家事に全く参加できない、というような実態。

これを見た街の外国人の反響も、番組では紹介されていました。

「これじゃ自分の時間なんて全くないじゃない!」
「旦那さんはなぜこんなに帰宅が遅いの?日本人はこんなに遅くまで仕事をしているの?」
「フランスも20年前まではこんな感じだったよ」

 

フランスより20年も遅れている日本・・・
私たちにとっては当たり前となっている日本のワーママの実態は、世界の「当たり前」ではないようです。

忙しすぎて何が大変かも分からなくなる日々

 

毎日毎日、時間に追われるワーママたち。仕事に加え、膨大な量の家事や育児。

雨の日も風の日も、子どもの体調不良も自分の体調不良もおかまいなしに毎日押し寄せる「やらなきゃいけない事」。

「もはや何が大変かも分からない」という人もいるのではないでしょうか?

スッキリでの特集を見た反響(Twitterやサイトへの書き込み)を見てみると

「朝から泣きそうになった。大変だということが分かってもらえただけでも嬉しい」
「夫のいる時間に再放送してほしい」
「この新聞記事を日本企業に配るか駅前で号外配布してほしい」

といったつぶやきがありました。

全く同感。

このスッキリの特集を見られる時間帯に家にいるのは、専業主婦か時短勤務のワーママ。

一番見て欲しい人たち(夫や会社の上司など)には届かないのかな、と残念な気持ちになります。

みんなで少しずつ分担するだけで、意識を持つだけで、ワーママの負担はだいぶ減るのではないでしょうか。

保育園へ入るために必死に情報を集め「保活」した結果、保育園に入ることができ復職。その行く末にこのワーママの実態が待っていたとしたら、ママを取り巻く環境、ちょっと厳しすぎませんか?

ワーママの標準的なスケジュール


出典元:https://cd.zeroin.co.jp/cappy/working/ ダイバーシティの要はワーキングマザー!育児中の時短勤務社員と働くポイント | CAPPY

これはワーママの標準的なスケジュール、一日の流れです。

時系列で書き出してみることで、いかに分刻みのスケジュールで動いているかをお分かりいただけるのではないでしょうか。

この例では、22時に子どもと就寝となっていますが、子どもが寝た直後に自分はアラームで起きて残りの家事をこなす、といったママも多いようです。

保育園のママ友たちとよく話していたのは、「会社に着くまでにひと仕事終えてる感じだよね。時間通りに着くとホッとする」「会社から帰ってからが本当の仕事だよね。時間はないのに、やること多すぎる」

会社に行く前も仕事。帰ってからも仕事。

私たちはいったい、いくつの会社に勤めているのでしょうか?
どれだけのカテゴリーの仕事をしているのでしょうか?

「名もなき家事」は家事にカウントされていない

 

「名もなき家事」という言葉をご存知ですか?

大和ハウス工業の「暮らしに関するコラム」の中で家事分担が上手くいかない原因は「名もなき家事」にある、と発信されたことで話題となりました。

その後、NHK『あさイチ』でも特集が組まれクローズアップされました。「名もなき家事」とは料理・掃除・洗濯、のように分かりやすい家事ではなく、でも「家事」として日常ママたちがやっていることです。

これを「家事」としてカウントしていないことが、家事分担が上手くいかない原因なのではないか、というのです。この「名もなき家事」がさらにワーママを追いつめている要因かもしれません。

ちなみに代表的な「名もなき家事」がコチラ↓

  1. たまったゴミを捨てる
  2. アイロンがけをする
  3. 食事の献立を考える
  4. ベッドや布団を整える
  5. 飲みっぱなしのグラスを片付ける
  6. 調味料を補充・交換する
  7. ゴミを分類する
  8. 食べ残しの食品を冷蔵庫にしまう
  9. 食事の前に食卓を拭く
  10. トイレットペーパーがなくなったときに、買いに行く
  11. 手洗い場のタオルを取り換える
  12. 新聞・雑誌などをまとめて捨てる
  13. 脱ぎっぱなしの服をクローゼットやタンスにしまう
  14. クリーニングに出す、取りに行く
  15. 玄関の靴をそろえる
  16. 靴を磨く
  17. 町内やマンションの会合に出席する
  18. 郵便物をチェックする
  19. 子どもの食事を手伝う
  20. 子どもの送迎
  21. 子どもの学校準備、勉強を見る
  22. ペット、植物の世話
  23. 使い切ったティッシュの交換
  24. 古くなった照明の交換
  25. ポストに入っていた不要なチラシの処分
  26. 朝カーテンを開け、夜カーテンを閉める
  27. 子どもとの会話
  28. 家電製品の選定・購入・設置
  29. 朝刊、夕刊を取りに行く
  30. 使った道具を元に戻す

ここで声を大にして言いたいのが「子ども絡みの項目」!
これが本当に大変なんです。時間、取られるんです。ペース乱されるんです。

家を出るまでにコレとコレをやって、よし、時間通りに出社できる!
と思ったって、
「保育園嫌だ~行きたくない~~」
って玄関で泣きだせばアウト!
仕事が終わってお迎えに行って、帰ったらアレしてコレして、よし、大丈夫!
と思ったって、
「お風呂入りたくない~」「お味噌汁こぼしちゃった~」「まだ寝たくない~」
でぐずりだせばアウト!

効率よく育児、家事をこなすためにどんなにスケジュールを考えたって、全く思い通りには進みません。
保育園への連絡事項、お手紙に目を通すこと、小学校での宿題チェック、忘れ物チェック。
確かに「家事」としてカウントされてないかもしれないけど、本当に大変で時間がかかるんです。

そして思い通りに進まない時には、何を削るか、何を優先させるかを即時に判断して軌道修正していかなければなりません。

どうですか?ママたちのスキルって凄いですよね?
企業はこれを見逃すのは勿体ないですよ!!
ママたちが働きやすい環境、作りましょうよ!

 

女性の社会進出を後押しするなら、保育園を増やすだけではダメだと思います。
保育園に入った後のフォロー、ぜひ社会全体でもっと、もっと考えてほしいと思います。

 

そして、頑張るママたちへ

そんなに頑張りすぎなくても良いと思うんです。手を抜けるところは抜いて、頼れるところは頼って、もう少し自分に甘くしても良いんじゃないでしょうか。私も必死にワーママしてた頃、誰かにそう言ってもらいたかったのを思い出しました。

ほら、隣を見てください。

旦那さんも子どもたちも自分に甘くないですか(笑)?

ママだって一人の人間です。時には自分優先の時間を作りましょ。ダラダラ漫画読むのもよし、テレビ見て大笑いするもよし、ひたすら睡眠時間にあてるもよし。そしたらきっとまた明日から頑張れますよ☆

今は家事代行サービスも選択肢が広がり、様々なサービスから選ぶことができます。家事を減らして自分の時間が増えるって素敵じゃないですか?
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毎日頑張るママたちがリラックスできる時間が増えますように。

そして『スッキリ』のワーママ特集、「祝日」に再放送されますように(祈)

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