以前から興味のあったふるさと納税、今年から始めることにしました!そもそも仕組みがよく分からない、計算方法もよく分からない、確定申告に行かなければいけないのがめんどう…といった理由で手を出さずにいましたが、やってみたらとてもカンタンでした!手続きの前にふるさと納税についてリサーチしてみたので、分かりやすくご紹介したいと思います。「さとふる」のサイトを実際に使ってみた感想や、気になる注意ポイントも合わせてご紹介します!
ふるさと納税とは?
ふるさと納税の仕組み
そもそもふるさと納税とはどんな制度なのでしょうか?
人は、自分の生まれ育ったふるさとの自治体から教育・医療などのサービスを受けて生活をしていきます。しかしその後、進学や就職で都会へ移る人が多いのも事実です。その結果、都会は税収が増えますが生まれ育ったふるさとの税収は増えることはありません。
自分を育ててくれた「ふるさと」へ、自分の意思で納税できる制度があっても良いのではないか、という考えからふるさと納税は生まれました。
こちらの動画が分かりやすかったのでリンク貼らせていただきます。よかったらご覧ください。
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参照元:ふるさと納税とは? 初めての方へ | ふるさと納税サイト「さとふる」
ふるさと納税を通して地方に寄付された寄付金は、地域の教育や自然保護など活性化のために役立てられています。
ふるさと納税の魅力
では、ふるさと納税の魅力とはどんなところでしょうか?
・寄付の使い道が選べる
・お礼品がもらえる
・税金還付・控除が受けられる
ふるさと納税は、自分の生まれ育った故郷だけではなく、お世話になった地域やこれから応援したい地域など全国の自治体を対象に寄付ができます。
また、その使い道を一部指定できる地域もあるため、「地域でどんなことに力を入れているのか」を知る、また「自分の税金をどのように使ってほしいのか」を考えるきっかけにもなります。
そして、ふるさと納税の一番の魅力といっても過言ではないのが「お礼品がもらえる」ことではないでしょうか。
納税の金額は変わらずに、地方の美味しいものが頂けるとは…お得感満載です。
このお礼品目当てにふるさと納税を始めた我が家ですが、寄付した地域には不思議と愛着が沸いてきます。ニュースで目にすると気になったり、いつか旅行で行ってみたいな、なんて思ったりしています。
ふるさと納税の寄付金は一定の手続きを完了することで、所得税・住民税からの控除が受けられます。
画像参照元:総務省|ふるさと納税ポータルサイト|ふるさと納税のしくみ|税金の控除について
上記の図にあるとおり、控除上限額(※)の範囲内であれば、実質自己負担額2,000円で様々な地域の特産品を選ぶことができます。これがふるさと納税の一番のメリットではないでしょうか。
※控除上限額は収入や控除によって異なります。詳しくは後ほどまた説明しますね!
申込み手順
では、ふるさと納税の申込み手順について、順を追ってご紹介していきます。
サイトを選ぶ
現在、ふるさと納税の寄付を受け付けているサイトは大小それぞれ約20ほどあります。
代表的なものはこのような感じでしょうか。
・さとふる
【さとふる】ランキングとレビューで探せる利用率No.1ふるさと納税サイト
・ふるさとチョイス
ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | お礼の品掲載数No.1
・ふるなび
ふるさと納税サイト【ふるなび】お得な返礼品がすぐ見つかる!
・楽天ふるさと納税
【楽天市場】ふるさと納税|はじめての方でも簡単!納付先の自治体、寄付金の使い道が選べ、お礼の特産品や税金の控除もうれしい「ふるさと納税」
口コミを比較すると、それぞれの人気の理由が「さとふる」「ふるさとチョイス」は返礼品数、自治体数の多さ。「ふるなび」は家電の返礼品が多い。「楽天ふるさと納税」は楽天ポイントが貯まる、といったところが理由のようでした。
我が家は初めてトライすることもあり、返礼品の品数が多いという理由から「さとふる」を使ってみることに決めました!
控除上限額を調べる
先ほどチラっと書かせていただきましたが、ふるさと納税の寄付金は所得税・住民税から控除を受けることができます。控除上限額以内の寄付であれば、自己負担金額は2,000円となりますので、上限額をしっかりと把握しておくことが大切です。(上限額を超える金額を寄付してしまうと、自己負担額が増えることになります)
各サイトには、必要項目を入力するだけで簡単にシミュレーションできるページがありますので活用するのをオススメします。
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こちらは「さとふる」のシミュレーションです。
「詳細なシミュレーションへ」をクリックすると、さらに細かい入力項目に従って目安の金額を出すことができます。詳しくはこちらのサイトを参考にしてくださいね。→控除上限額(限度額)シミュレーショントップ | ふるさと納税サイト「さとふる」
自治体に寄付する
寄付する自治体を選びます。地域の特産品や優待券、宿泊券などが返礼品として選べますので、シミュレーションで調べた控除金額をもとに選んでいきましょう。
控除手続きをする
控除を受けるには、確定申告に行く必要があると思い込んでいて、その面倒さがふるさと納税への道を阻んでいたのですが…確定申告に行かなくても大丈夫なんです!
2015年から「ワンストップ特例制度」というものが始まり、下記の条件に当てはまれば確定申告に行く必要はありません。
ワンストップ特例制度を利用するための条件2つ
・もともと確定申告をする必要のない給与所得者であること
・年間の寄付先が5自治体以内
上記に当てはまる場合には、「ワンストップ特例申請書」を提出するだけでOKなので、とても簡単です。
画像参照元:ふるさと納税ワンストップ特例制度入門ガイド | ふるさと納税サイト「さとふる」
ふるさと納税に「さとふる」をオススメしたい理由4つ
我が家が今年利用することに決めた「さとふる」ですが、実際に使ってみて良いと思ったところは次の4つです。
「さとふる」サイトがシンプルで見やすい
さとふるのサイトを実際に使ってみて、まず感じたのが「サイトが見やすい!」ことでした。
普段、買い物をするときには楽天やアマゾンのサイトをよく見ます。情報がたくさんあることに満足する反面、いくつかの商品を比較検討する時には、その情報の多さに疲れてしまうことも。
さとふるのサイトは必要なことがコンパクトにまとまって紹介されているイメージで、自分がこの先使い続けていくならこんな感じのシンプルなサイトがいいなと感じました。年配の方にもオススメできます!
マイページが使いやすい
マイページの構造もとてもシンプルです。
マイページに登録した控除の上限金額を登録できるので、上限金額までいくら残っているかもひと目で分かります。
寄付の履歴はもちろん、お礼品の発送予定日や配送状況なども確認できるため管理がしやすくとても便利です。
返礼品の到着が早い
サイトを探すときの口コミで「さとふるは返礼品の到着が早い」といった情報が多数あったのですが、その通りでした。品物にもよりますが、早い物だと1週間くらいで届きました。
また、予め発送時期がざっくり決まっているものも(サイトには9月下旬~10月上旬発送予定、のようにざっくり記載してあります)、マイページから発送予定日等を確認できるので安心です。我が家は常に冷凍庫パンパンなので、急に品物が届くと正直焦ることもあるのですが…
さとふるは発送の段階でメールでお知らせしてくれるので、予め冷蔵庫や冷凍庫を整理して待っていられます。これもとても助かります。
返礼品を探しやすい
返礼品のカテゴリから検索するだけでなく、地域から選んだり、人気ランキングから選んだりすることもできます。カテゴリ別ランキングや金額別ランキングなども充実しているので、自分の好みの一品を選ぶことができそうです。
また、返礼品を選ぶ際に外せないレビューの数も豊富です。良いレビューだけでなく、悪いレビューについてもその理由がしっかり記載されているものが多く、信憑性が高いと感じました。
今年、初めてふるさと納税をするにあたって利用したのが「さとふる」です。
知名度もあるし、返礼品や自治体数の多さに惹かれたのがきっかけでしたが初心者の私にもとても分かりやすく使い勝手も良いので満足しています。来年以降も引き続き利用したいと思います!
CMでもお馴染みのさとふるサイトはこちらからどうぞ→【さとふる】ランキングとレビューで探せる利用率No.1ふるさと納税サイト
ふるさと納税にデメリットはある?注意したいポイント3つ
生まれ故郷やお世話になった地域を応援できる、お得に特産品がいただける…とメリットしか見当たらないようなふるさと納税ですが、デメリットもあるのでしょうか?利用する上で注意したいポイントをご紹介します。
手続きを忘れる・上限額の試算を間違える
一番注意したいのがこのパターンです。確定申告の場合には寄付した翌年の確定申告の時期(例年2月~3月)、ワンストップ特例利用の場合には寄付した翌年の1月10日までに手続きを完了させる必要があります。
これをうっかり忘れてしまうと、税金の控除を受けることができないので要注意です。
また、上限額の試算ですが寄付を行う年の収入はまだ確定していないため、前年度の収入で試算をすることになります。目安として金額をシミュレーションすることはできますが、万が一、前年度の収入を大きく下回るようなことがあれば控除の上限金額も下がることを理解しておきましょう。
一時的にまとまった金額が持ち出しになる
控除による減税の適用は翌年以降です。ふるさと納税は寄付する時点でその金額を支払うことになるため、一時的に手持ちのお金が減ることになります。
例えば控除上限金額が10万円で10万円分寄付する場合には、一時的に手持ちから10万円支払うことになります。
翌年以降の控除により還付されるとしても、先にまとまったお金が出ていくことになるので注意が必要です。
寄付の名義に注意
ふるさと納税の失敗談として、扶養内のパートで働いている主婦が「自分の名義」でふるさと納税を行ってしまった例がありました。扶養内だと、所得税・住民税を納税しているのはご主人になります。
この場合、所得税・住民税を納税しているご主人の名義でふるさと納税を行わないと、還付の手続きができません。誰の名義でもふるさと納税を利用して「寄付」することはできるのですが、肝心の「還付」手続きができなくなりますので、こちらも注意したいポイントです。
ふるさと納税の仕組みを理解してお得に地域を応援しよう!
ふるさと納税、気になっていたものの始めるまではよく分からなくて不安でした。でも、今回ふるさと納税の仕組みや税金還付、手続きなど調べてみると難しいことはなくスムーズに進めることができました。
返礼品もたくさんの魅力的な商品があり、ワクワクしながら選ぶことができましたよ。
実際に到着した返礼品の美味しさに家族のテンションも上がりました。「寄付ありがとうございます」という言葉と共にお礼の品が届く、というのは初めての体験でしたが、その言葉を嬉しく感じました。
「こちらこそ、美味しい品物をありがとうございます」という温かい気持ちでいただくこができました。
地域活性化の応援をしつつ、様々な地域の美味しいものを食べて魅力に触れることができる…まさに一石二鳥の嬉しい制度。
来年は何を選ぼうかな…と新たな楽しみもできたので、始めてよかったと思っています。コロナ禍の今、地域を応援するという意味も込めてふるさと納税始めてみませんか?