「在宅ワークは稼げない」「作業時間の割に収入が低い」と感じる方は多いのではないでしょうか。私も在宅ワークを始めた頃、収入の低さに心が折れた経験があります。そこで、今回は「在宅ワークはなぜ稼げないのか」に焦点を当てて考えてみました! 在宅ワークはメリットの多い働き方ですが、稼げないとなれば話は別。今すぐ稼ぎたいなら、他の選択肢に目を向けることも必要です。他の選択肢も知ったうえで、自分にベストな働き方を見つけて笑顔の日々を送りましょう♪
この記事はこんな方に向けて書いています
- 子育て×在宅ワークは稼げないと感じる
- 在宅ワークがなぜ稼げないのか知りたい
- 他に良い働き方はないのか知りたい
在宅ワークの悩み第1位は「稼げない」
クラウドソーシングサービス「Craudia(クラウディア)」に在宅ワーカーを対象に行ったアンケート結果が掲載されています(※)。質問のひとつに「在宅ワークをするうえでの悩みは何ですか?」という問いがあり、以下のような結果となっています。
(※)2020年2月、在宅ワーク経験者1,000名を対象に実施。詳細はこちらに掲載されています。→在宅ワーカーの93%が悩みを抱えている?在宅ワーク経験者1000人にアンケート調査 | Crarepo(クラレポ)
画像参照:在宅ワーカーの93%が悩みを抱えている?在宅ワーク経験者1000人にアンケート調査 | Crarepo(クラレポ)
「稼げない」と答えた人が半数以上。
多くの在宅ワーカーが稼げない悩みを抱えていることが分かります。
なぜ在宅ワーク=稼げないとなってしまうのかは後ほど説明しますが、上記のアンケート結果でもうひとつ注目したい部分があります。
「自分自身のスキル不足」 → スキルアップの方法がない or 時間がない
子育て・家事との両立が難しい → 時間管理が難しい
といったように、時間管理や効率良く作業する方法に悩む人も多いということです。
子育て中は作業できる時間も限られています。効率良く作業を進めるための方法については、こちらの記事でまとめていますので良かったらご覧くださいね。 → 子育て中の在宅ワークが辛いあなたへ 今すぐできる5つの方法
子育て×在宅ワークはなぜ稼げないのか
在宅ワークを紹介するサイトやブログを見ていると、「子育てしながらでも月20万円稼げた!」「何のスキルもなかった私が月10万円稼いだ」というようなタイトルをよく目にします。
とても魅力的なタイトルですが、これが基準になってしまうと実際に自分の報酬を見て「全然稼げない!」となるわけです。
私が最初に受注した仕事は0.5円×3,000文字=1,500円。 これが月2本だったので、毎月3,000円。「私も毎月10万稼ぐ!」と思って仕事を始めたので、正直心が折れますよね。
でもこれが現実です。
もちろん実際に子育てしながら10万円、20万円と稼いでいる人もいます。しかし、みなさんも簡単に稼げるようになったわけではありません。
小さな仕事をコツコツ積み上げ、実績を作った上でそれだけの報酬を実現させています。さらに自分で営業をしたり(単価交渉など)、スキルアップのために投資したり、細かい努力を上乗せして「子育てしながらでも月20万円稼げた!」という現状を作り上げているのです。
クラウドソーシングの応募でも不採用になってしまえば、提案文を考えた時間や案件リサーチに費やした時間が無駄になります。そういった1円にもならない時間が発生するということも知っておきましょう。
ここで「稼げない」と割り切って他の仕事に目を向けることもひとつの選択肢ですし、間違っていません。
在宅ワークを諦めず続けることが正しいのではなく、「自分が納得できる働き方」を見つけることがあなたの満足に繋がるのではないでしょうか。
今すぐ稼ぎたいなら在宅ワーク以外の選択肢も
上記のいずれかに当てはまる場合には、在宅ワークより外での勤務(パートなど)をおすすめします。
「そうは言っても、何の仕事すればいいの?」「子どもが幼稚園通っている間は無理じゃない?」
と思う方は多いですよね。
我が家は次男が3年間幼稚園(正式には子ども園ですが)でお世話になりましたが、周りには働いているママもたくさんいました。幼稚園ママ、専業ママ(特に子供が小学校低学年)の3大悩みが「勤務時間」「突発的な休み」「長期休み」です。
私もこの3大悩みが原因で腰が重くなっていたのですが、今は融通の利く職場もたくさんありますよ。実際に私のママ友が働いていた職場も含め、ご紹介しますね!
幼稚園ママ・専業ママにおすすめの仕事3選
1.近所で短時間のパート
近所なら通勤時間も節約できるため、自転車で20分以内くらいの場所を探している人が多いようです。人気だったのは「飲食店」「スーパー」「ドラッグストア」「コンビニ」。飲食店はランチタイムのみでOK、というところも多く、1日2~3時間からでも働けます。
気になるのが長期休みの対応ですが、長期休みはシフトに入りたい高校生や大学生が多いため、主婦は休んでもOKという職場もあるようです。「子どもの休みに合わせて休みたい」と思っているママは多いはず。面接時に相談してみましょう。
2.同じような子育てママさんが多い職場
学校の給食センターやコールセンターなど、同じようなママさんが多い職場もおすすめです。
コールセンターなど大人数で回している職場は急なお休みにもバックアップ体制がありますし、「お互いさま」と理解もあります。学校の給食センターは、学校の長期休みに合わせて仕事もお休みになるので子育てママに人気の仕事です。
3.深夜or早朝の仕事
「夜中や早朝はパパがいてくれるので、突発で何かあっても休まなくて済む」というのが最大のメリットです。
私の周りでも深夜の倉庫作業をしているママがいます。早朝の仕事をしている人はパン屋さんやお弁当屋さんの仕込みなど。慣れるまで体力的にキツイ面もありますが、時給が高く設定されているケースも多いのでモチベーションUPになりますね。
今すぐに稼ぎたい! パートに出た私の体験談
在宅ワークを始めたものの思うように稼げず心が折れてしまった私は、パートに出ることにしました。今から3年前の話です。
近所のファミレスで週2日、1日4時間。「長期休みは大学生のバイトが入ってくれるから休んでOKです!」 と言ってもらい、幼稚園ママの私には最高の職場でした!
しかし……結局2ヶ月で辞めてしまいました(ああ、お恥ずかしい)。
人には向き、不向きがあるんだなと悟ってしまった2ヶ月間。我慢が足りなかったと言われてしまえばそれまでですが、思ったんですよね。
「どうせ我慢するなら苦労するなら、好きな仕事したい。」
それから本気でwebライターの仕事を頑張りました。一度失敗して挫折した私にはもうこの道しかない!と自分を追い込んで本気で頑張りました。
そこで分かったこと。パートに出る前、在宅ワークで心折れていた私は「覚悟」も「本気度」も足りなかったんだなと。
「ライター4年目です!」といいつつ、一度離脱している私ですがこの離脱が教えてくれたことは大きかったのです。
子育てしながら働く 自分にベストな働き方を
先ほど自分の失敗談をお話しした理由は、「在宅ワーク以外の道を選んでも、また在宅ワークに戻ることもできる」ことをお伝えしたかったからです。
他の人が良いという事が自分にとってベストとは限りません。気になったことはとりあえずやってみましょう!もし「あー、やっちゃったな」「これじゃなかったかな」と思ったら、何回でもやり直せばOK!やり直すチャンスも選択肢も、あなたが思っている以上にたくさんあります。
その中でいつか、「これだ!」と思う仕事に巡り会えたらラッキーです。
自分は働く上で何を優先したいのか。収入?子どもとの時間?自分の好きなこと?
もちろん全部大切ですが、常に優先順位を考えておくことは必要です。
在宅ワークでもパートでも、自分が納得できる仕事に出会えれば「働くって楽しい!」と思えます。
あなたの人生はあなただけのもの。何年か後の自分の姿を想像したときに、自然に笑顔になれるような仕事に出会えますように。
※「よし!私は在宅ワークで頑張る!」と思った方。
こちらの記事で在宅ワークのおすすめサイト、稼ぐポイントをまとめていますので良かったらご覧ください。 → まずは月3万円稼ぐ!子育てママにおすすめの在宅ワークサイト3選