知らないと損!子供乗せ電動自転車のレンタルと購入のメリット・デメリットを徹底比較

子育て
この記事は約11分で読めます。

3年前、ずっと欲しいと思っていた子供乗せ電動自転車を購入しました! 毎日の生活を快適にしてくれる電動自転車は忙しいママの味方! でも…便利な反面、買ってみて分かった大きなデメリットがありました。もっと色々調べてから購入すればよかった、とちょっと後悔しています。子供乗せ電動自転車を購入しようか悩んでいる方の参考になるよう、レンタルと購入どちらがお得かも合わせてご紹介したいと思います!

 

そもそも子供乗せ電動自転車は必要?

子育てに欠かせない子供乗せ自転車ですが、そもそも電動が必要でしょうか?

非電動の子ども乗せ自転車の価格が4~5万円程度なのに対して、電動の子供乗せ自転車は10万~15万以上と、商品によっては3倍くらいの価格になります。

高価な買い物なので、本当に購入が必要かどうかはじっくり見極めたいところですよね。

このようなケースに当てはまる方には電動タイプの自転車をお勧めします。

 

・通園、習い事の送迎、買い物など自転車を利用する頻度が高い
・住んでいる場所に坂道が多い
・子供を2人乗せる
・荷物が多い

 

子供を2人乗せると、自転車の総重量は100㎏以上にもなると言われています。

幼稚園や保育園の荷物で更に重量が増えたり、子供が走行中に動いたりといったことで、ママがバランスを取りながら運転するのは想像以上の負荷がかかります。

 

また、自転車を利用する頻度や利用する環境も考慮したいところです。息子の通っていた幼稚園では、車がメインの移動手段になっているママも多く、自転車は電動派と非電動派がそれぞれ半々くらいでした。

高価な物ですので、本当に必要かどうかしっかり検討してから購入したいですね。

 

子供乗せ電動自転車を購入して感じたメリット

私は3年前に子供乗せ電動自転車を購入しました。

それまで7年、非電動に乗っていましたが引越してきた先に坂道が多かったこと、それまで使ってきた非電動が壊れてしまったことで思い切って電動自転車を購入しました。

購入してすぐにメリットを実感することができました。

 

【メリット】
・とにかく漕ぐのが楽。子供を乗せて坂道も余裕で登れる。
・負荷がないので、子供を乗せてない時も買い物がとても楽。
・少し遠い市役所なども自転車で行けるようになった。

 

私の場合は車を運転できないこともあって(免許持ってないので…)、電動自転車を購入したことで生活が劇的に楽になりました。「もっと早く買えば良かった!」の一言に尽きます。

幼稚園の送迎はもちろん、子供を連れての買い物もスイスイ、今までよりもかなり短い時間で行けるようになりました。以前は一度自転車から降りて押しながら登っていた坂道を、そのまま余裕で登れた時には、後ろに乗っていた子供もビックリ!

子供を乗せていない時には負荷がほとんどないので、今までバスで行っていた市役所なども自転車で行けるようになりました。自分の行動範囲が広がり移動がスムーズになったことも大きなメリットでした。

 

子供乗せ電動自転車を購入して感じたデメリット

子供乗せ電動自転車は「購入して良かった!」と感じるもので、10年ちょっと子育てをしてきた中でオススメグッズNo.1と言っても過言ではありません。

それでも、実際に使用してみて感じるデメリットもありました。

 

バッテリーの充電を忘れると使えないことがある(電動自転車自体が重いので、とても重いママチャリとしてなら使えます…)、スーパーなどの駐輪場のレールに乗せるときに本体が重い…

など細々としたものもいくつかあるのですが、それは「デメリット」という程のことでもないかな、と思います。

むしろ電動自転車を買って良かった、オススメグッズNo.1と感じている私にはメリットの方がだいぶ大きいので、その程度のデメリットなら目をつぶれる気持ちすらあります。

しかし、唯一にして最大のデメリットがありました!

それは…

 

意外と早く必要なくなる

 

ということです。

3年前、子供が幼稚園年少さんの終わり近くに購入した子供乗せ電動自転車ですが、小学校入学と同時にパタリと子供が乗らなくなりました。

 

そういえば、長男の時にも小学校に上がった途端に後ろに乗らなくなり、自分の自転車を乗るようになりました。長男は身体が大きいほうだったので、小学校入学の頃には既にシートがきつく、足もはみ出るようになっていました。

次男は小柄なので、入学後もしばらくは乗ってくれるのかなと思っていましたが…「みんな乗ってないから恥ずかしい」とのこと。「自分の自転車で行きたい!」といって、おぼつかないながらも一生懸命漕いでついてきます。

 

子供乗せ電動自転車に息子を乗せて利用したのは、実質2年ちょっとです。

 

購入時はウキウキ、購入直後はその便利さに大喜びしていた私。しかし、今になって冷静に考えてみると…約2年しか使わないのに16万円は高い買い物だったなぁ、とションボリ。

もちろん、息子が後ろに乗らなくなった今でも私が買い物やお出かけに活用していますが、ふと思うんです。

「この後ろのシート要らないなら、もっとスマートなシンプルな電動自転車でいいじゃん…」

 

でも16万もしたので、勿体ないので、寿命ギリギリまで乗り続けるつもりです。誰も乗らないシートをつけて、自転車の寿命がくる頃には私はもうアラフィフです(泣)

 

私が子供乗せ電動自転車のレンタルをオススメする理由3つ

べビーベッド、歩行器、バギー…育児グッズの中でも使用する期間が決まっていて、大きな物(買ったらいずれ邪魔になるかも、と思う物)はレンタルしてきたのに、電動自転車のレンタルをなぜ検討しなかったんだろうと後悔しました。

 

まさか、子供乗せ電動自転車にレンタルがあるとは思っておらず検索しませんでした。

もし知っていたら絶対にレンタルを選んでいたと思いますので、どういったお得ポイントがあるのかをご紹介したいと思います。

 

レンタルできるのは人気のYAMAHA電動自転車

子供乗せ電動自転車を購入前にリサーチしたところ、人気の電動自転車はブリヂストン、パナソニック、ヤマハの3社のようでした。

実際に街中でもこの3社の子供乗せ電動自転車をよく見かける気がします。

 

購入前に近所の自転車屋さんで3社とも試乗させてもらいましたが、ヤマハの子供乗せ電動自転車の特徴は、「アシスト機能は十分ながらも漕ぎだしがマイルドなので、初心者や子供乗せに慣れてない方にもオススメです」とのことでした。(自転車屋さん談です)

また、前に子どもを載せるタイプにはコクーンルームというヤマハ独自のシートが設置されています。足元までスッポリ覆われているタイプで、走行中の危険や足元の寒さから子供を守ってくれるので安心です。

 

「前乗せタイプ」「後ろ乗せタイプ」「2人乗せタイプ」から選んでレンタルすることができます。

 


「前乗せタイプ」子供を前に乗せるタイプの自転車です。対象年齢は1歳~4歳未満となっています。

 


「後ろ乗せタイプ」子供を後ろに乗せるタイプの自転車です。6歳未満、22㎏以下まで使用可能です。

 


「2人乗せタイプ」前と後ろに子供を乗せるタイプです。

(※画像は全てこちらから参照しています。→子供乗せ電動アシスト自転車のレンタルはMBR)

レンタル期間は1ヶ月単位で選ぶことができます。

「卒園まであと1年だけ使いたい」「引っ越す予定があるので6ヶ月だけレンタルしたい」といった希望も叶うのが嬉しいところですね。

また、1年間は前乗せタイプをレンタルしてその後1年間は後ろ乗せタイプレンタルをする、といった使い方もできます。本来なら後ろ乗せシートをまた別途購入して付け替えたりする手間がありますが、レンタルなら乗り換えも簡単です。

 

レンタルならバッテリー交換も無料

 

電動自転車のバッテリーにも寿命があります。

一般的には3~4年で寿命がくると言われていて、買い替える必要があります。バッテリーは4万円前後、けっこうお高いですよね…

電動自転車本体の寿命が約10年程ですので、1~2回はバッテリーの買い替えが必要になってきます。

 

子供乗せ電動自転車のレンタルをオススメする理由のひとつが、このバッテリー交換が無料でできるところです。3年毎に新しいバッテリーと無料で交換してくれます。(こちら側からの申し出が必要です)

バッテリーは寿命が近づいてくると、減りが早くなり充電の頻度も増えます。レンタルなら寿命が近づく前に新しい物と交換できるので、充電切れや頻繁な充電作業のストレスも減って、嬉しい限りです。

 

バッテリーの交換の他にも、自転車の保管場所に屋根がない場合にはサイクルカバーを無料で提供してもらえるので、こちらも嬉しいサービスですね!

 

レンタル期間によっては購入より断然お得!

 

レンタルと購入では金額にどのくらい差が出るのでしょうか?

レンタルする期間によっても異なりますので、レンタル期間と金額を表でまとめてみました。

レンタルできる自転車は子供を乗せるタイプによって3種類ありますが、今回は後ろに子供を乗せるタイプで比較したいと思います。(PAS Babby unリヤチャイルドシート標準装備モデル)

※前乗せタイプ、後ろ乗せタイプはレンタル料金が同額、2人乗せタイプは料金が異なります。詳細はこちらからご確認ください → 子供乗せ電動アシスト自転車のレンタルはMBR

まず、購入した場合にかかる金額です。合計が156,580円です。↓

 

本体価格(税込) 151,800円
サイクルカバー(税込) 4,180円
防犯登録 600円
合計 156,580円

※金額はヤマハの公式サイトを参考にしています。自転車 PAS/電動アシストYPJ | ヤマハ発動機

 

ではレンタルした場合の金額はどうでしょうか?

 

月額 合計支払い金額 購入と比べて お得?
1年レンタル 5,500円 66,000円 +90,580円 ◎ お得
2年レンタル 4,950円 118,800円 +37,780円 ◎ お得
2年6ヶ月レンタル 4,950円 145,200円 +11,380円 ◎ お得
3年レンタル 4,950円 171,600円 -15,020円 × 損

※レンタル2年目以降は月額4,400円に割引されます

 

防犯登録はレンタル自転車のため不要、サイクルカバーも無料で提供してもらえるため金額には含んでいません。

この表を見ると、

 

乗る期間が3年未満ならレンタルした方がお得!

 

といえそうです。

 

我が家の場合、子供乗せタイプの電動自転車が必要だったのは約2年です。と考えると…レンタルにしておけば良かった!!と後悔の嵐です(泣)

こちらのサイトから詳細が確認できますので、購入前にぜひレンタルも検討してみてくださいね!
子供乗せ電動アシスト自転車のレンタルはMBR

 

こんな人には子供乗せ電動自転車レンタルよりも購入がオススメ!

子供乗せ電動自転車のレンタルをオススメする理由を書かせていただきましたが、このようなケースの場合にはレンタルよりも購入をお勧めします。

 

・3年以上乗る予定
・ヤマハではなく違うメーカーを選びたい

 

子供乗せ電動自転車をこれから3年以上使う場合には、レンタルではなく購入した方がお得です。

またヤマハ以外にもパナソニック、ブリヂストンなど他の魅力的な自転車もたくさんありますので、どうしても違う機種がいい!という方は購入という選択肢が良いと思います。

こちらのサイトからも様々な機種の子乗せ電動自転車を選ぶことができます。リンク貼らせていただきますので、よかったら参考にしてみてくださいね! →自転車通販サイト【cyma】

購入の際に忘れてはいけないのがヘルメットです。

道路交通法でも子供のヘルメット着用は義務付けられています。万が一、転倒したときのことも考えて必ず着用するようにしましょう。

 

 

 

もう一点、合わせてオススメしたいのがサイクルカバーです。

特に保管場所に屋根が無い場合は必須ですよ。

我が家は保管場所に屋根がなく、サイクルカバーも合わせて購入しました。毎回掛けたり外したりが面倒だったり、風で飛ばないよう工夫したりと面倒なこともありますが、カバーのおかげで3年以上経った今も錆びや汚れも少なく、比較的綺麗な状態を保てています。

 

↑こちらが購入直後の写真。

 


こちらが約3年経過した今の状態です。

 

私は車に乗れないので、毎日たくさんこの自転車を酷使していますが、比較的綺麗に保てていると満足しています。(近くで見ると錆びや汚れも目立ちますが。笑)

雨や風、ホコリなどで自転車本体はもちろん、バッテリーも劣化しやすいので、ぜひ一緒にご購入をお勧めします。

 

 

 

子供乗せ電動自転車はレンタルという選択肢も! しっかり選んでお得に利用しよう

 劇的に生活が楽になり、「買って良かった!」と感動した子供乗せ電動自転車。唯一、残念だったことが「思っていたより早く不要になってしまった」ことです。先ほどご紹介したとおり、利用期間によってはレンタルの方がお得なこともあります。

一般的に、1歳からは子供を前に乗せ、4歳くらいから後ろに乗せ、6歳以上(小学生)になると、乗らなくなります。「どのタイプ」を「どのくらいの期間」使う予定かを考えて、レンタルという選択肢も取り入れてみてはいかがでしょうか?1ヶ月からレンタルもできるので、とりあえず試しに乗ってみたい!という方にもオススメですよ★



子供を自転車の前や後ろに乗せるのも、長い人生の中のたった数年です。坂道だって、疲れていたって、笑顔で子供と会話したいですよね。

子供乗せ電動自転車は、毎日頑張るママを快適にアシストしてくれると思いますよ!

タイトルとURLをコピーしました